福知山 ロータリー クラブ

クラブ概況

ごあいさつ

“入りてロータリーを学び 出でて社会で遊ぶ”

2018-19年度 会長 井上利博

福知山ロータリークラブは、1953年(昭和28年)4月9日、京都ロータリークラブの指導の下チャーターメンバー31人で創立され、同年5月5日には京都府では2番目、日本では98番目のクラブとして国際ロータリーに加盟認証された、今年度中には創立66年を迎える歴史あるクラブです。そのようなクラブが「インスピレーションになる」為にはまず、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕というロータリーの5大奉仕の実践が、我がクラブにおいてどのように行われたのかを再確認する必要があると考えています。何となれば我々福知山ロータリーの将来は過去の経験や実践を土台として描かねばならないと考えるからです。

<国際ロータリーのテーマ>国際ロータリー会長バリー・ラシン氏は『ロータリーは先手を打つことのできる組織であり、真に持続可能な奉仕として、今行っている奉仕が明日、後世にもずっと人々のより良い生活につながっていくようあらゆる手を尽くすことのできる組織であるべきで、これを実現するために「インスピレーション」になってください』と述べています。インスピレーションとは、広辞苑には“創作・思索などの過程においてひらめいた新しい考え方”との記載があり、新たなロータリー運動のようなうねりを地域社会に対し起こすことではないかと考えます。

<5大奉仕とは> ロータリーの奉仕の理念の源流は、1905年2月23日、親睦を目的として活動を開始したところにあります。当初のシカゴクラブは、仲間を商売に利用する物質的相互扶助の考え方でした。奉仕の概念はなく、事業の繁栄と親睦を掲げたクラブだったわけです。しかし1908年にシカゴクラブに入会したアーサー・フレデリック・シェルドンは、物質相互扶助の代わりに奉仕の理念をロータリーに提唱し、これが受け入れられました。 今日では、クラブの目的として五大奉仕の推進が規定されています。(標準ロータリークラブ定款第3条)。 ①クラブ奉仕、会員としての義務を果たす ②職業奉仕、自らの道徳水準を高め社会に役立てる ③社会奉仕、地域社会の人々の生活の質を高めるよう奉仕する ④国際奉仕、他国の人と連携し文化等を通じ国際親善を図る ⑤青少年奉仕、年齢30歳までの若い人に将来への準備をさせる、健康、人間の価値、教育、自己開発を実施する。

<今年度の福知山ロータリークラブの活動> 青少年奉仕事業として、中学校に対する出前講座を実施したいと考えています。教育の中で、知育の発達のみならず、徳育の重要性が指摘されて久しい中、心の問題について僧籍の方や医学の方々の力をお借りし、1年間に3講座程度を市内の中学校でもつことができればと考えています。将来福知山に住む可能性のある若い人に、ロータリーの奉仕の精神を理解していただき、社会に対しロータリー活動を認知していただく良い機会とも考えます。

12月には青少年の不登校問題をテーマとし、青少年の心の奥に潜むものを参加者が理解できるような公開講座を開催いたします。また会員に向けては、日本一のロータリークラブ、東京ロータリークラブのメイクアップツアーを企画し、“入りて学び”を実践し、国際奉仕の観点から外国のロータリークラブとの姉妹提携も模索していきたいと思います。全会員が楽しい年度となることを願っています。



クラブ概況

創立
1953年(昭和28年)4月9日
会員数
56名 (2018年7月1日現在)
クラブ事務局
〒620-0036 京都府福知山市中ノ 福知山商工会館3F
Tel 0773(23)3221

以上